R4.3に施工したバルコニー改修工事現場です。現状はシート防水でしたが、シートの裏に水が廻りウォーターベットのようになっていました。そのせいで、ドレン付近が高くなってしまい、水の流れがかなり悪く、水溜りができています。漏水は無いとのことですが、いつ漏水してもおかしくない状態です。また躯体の中には確実に水が浸み込んでおり、RC構造のため、鉄筋が錆びて強度が落ちてしまう可能性があります。
【着工前】
【シート撤去・FRP施工】
【完成】
現状シートを撤去して、FRPへ改修しました。シートの裏側はほぼ全面水が廻っており、簡単にシートを撤去することができました。端末はシーリングでおさめました。これで、ウォーターベットも解消され、漏水の心配もありません。水の流れも良好です!
今回のように、現状がシート防水であってもFRPへ改修することも可能ですので、防水工事をしたいけど、どうしたらいいか分からないといった方も是非一度ご相談ください。
弊社はFRP業者ですが、仕事柄いろいろな地域のいろいろな防水業者さんとの付き合いもあります。一口に防水工事といっても、シート・ウレタン・アスファルト・FRP、他にも多種多様な防水工事があり、それぞれに長所・短所があります。その中から、現状に合った工法をご提案いたします。
『FRP押し』なのはご容赦願いますね!!(-_-;)
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